川越はサイクリストにとっても魅力的な街
川越は埼玉県では屈指の観光地ということもあり、電車やマイカーで訪れる人が多いですが、自転車で訪れることもおすすめです。
中心市街地には若干の高低差がありますが、自転車で走りにくいと感じることはありません。同じ荒川流域の和光市や狭山市と比較しても起伏は緩やかで、芋菓子などの美味しい食べ物が沢山あるため、サイクリストの私にとっては楽園のような場所です。
郊外の荒川や入間川沿いには長大なサイクリングロードがありますから、多彩なコースを設定することができます。
画像:カワゴエール
私が川越でサイクリングをするときには、富士山の眺めが素晴らしい入間大橋を出発点にすることが多いです。入間大橋から一般道に入り、西側の方向へ進むと、伊佐沼という名所に到着します。春に訪れたときには、伊佐沼沿いの桜並木が美しいために、写真撮影に没頭したこともありました。
湖畔にある伊佐沼農産物直売所では、川越産の米を使ったおにぎりや稲荷寿司が売られていますから、サイクリング中の補給食として利用しています。
伊佐沼から川越の城下町に向かうためには、農産物直売所の前から続く伊佐沼通りを西へ進みます。ここから2kmほども進むと、国道254号線と交差して新河岸川を渡ります。
ここから緩やかな坂道を上がると、日本百名城の川越城に到着します。
この場所には幕末に作られた本丸御殿が現存しており、内部も含めて一般に公開されています。時間に余裕があれば、向かいの川越市立博物館も含めて立ち寄ることがおすすめです。
川越市立博物館から西側へと進むと、川越市役所に到着しますが、この場所で気になるのが太田道灌像です。サイクリングで訪れたときには、市役所の駐輪場に自転車を置いてから、太田道灌像の前で記念撮影をしたこともありました。全国的に有名な菓子屋横丁へ行くためには、市役所から少しだけ移動して、元町休憩所を利用すると便利です。
この場所に自転車を置いてから、徒歩2分ほどで菓子屋横丁に到着します。
テレビなどで有名な蔵造りの街並みは魅力的なのですが、日中はいつも混雑しているので自転車で走るときには苦労します。
ところが、休日の早朝は閑散としていますから、ストレスがたまることがありません。
まだ空いているうちに時の鐘や蔵造りの街並みを眺めて、その次には川越氷川神社で安全祈願をして、北側の入間川サイクリングロードを目指すこともできます。
春の時期に訪れる場合には、新河岸川沿いの桜並木を眺めながらサイクリングをすることがおすすめです。夏の時期には入間川沿いにある安比奈親水公園へ訪れて、水辺風景を眺めて涼しい気分を味わったこともあります。
こうして記事を書いていたらまた行きたくなりましたので、近いうちまた行ってみようと思います!