体への負担を軽減させるロードバイクの乗り方
ロードバイクに乗って体への負担を少しでも軽減させたいとき、どんな意識でペダルを回すのかで大きく差が出ます。
特に長い距離をロードバイクで走るなら、負担がかからない効率的なペダルの回し方をしないとすぐに疲れてしまいます。ペダルを回すのは単純な運動かもしれませんが、それでも長時間続ければもちろん体力を消耗します。ですので、ペダルをどうやって回せば良いのか、基本的なことだけでも覚えておくと体への負担を軽減できます。
ペダルの回し方でよくいわれているのは、体重を上手に使った回し方です。
ペダルを踏みこむときに体重をグッとかければ、力を効率的にペダルへ伝えられます。
それによりペダルを回すエネルギーが車輪へ効率的に伝えられるので、自然とスピードを出すことができるようになります。
まだ走り始めて疲れていなければ、安定した走りができます。しかし、しばらく乗って疲れがだんだん出てきてしまうとどうしても上体がフラフラしてきてしまい、それにともないペダルの回し方も雑になってきやすいです。
ペダルの回し方が雑になるとなかなか効率的には進めませんので、それがまた疲れる原因となって悪循環です。そうならないようにするためには、ペダルを踏みこむときに体重を使ってグッと踏み込む、この意識を忘れないでペダルをしっかり回していくことです。そうすればスピードが安定して出ますし、気分的にも楽に走っていくことができます。
ただ、そうはいってもずっと走っていれば体は疲労していきますので、あまりに苦しいようなら無理をせずに小休憩を入れて気分転換することも体への疲労を溜め込まないためには必要です。
疲労しているのに無理をして走り続けるのは、短時間ならできるかもしれません。それで目的地に着いて後はもうロードバイクに乗らないというのなら良いですが、そうではなくてまだまだ先がある場合は焦らず小休憩を入れて体を休めることも時にはしないといけないです。
性格的にマジメな人は無理をしてでも頑張って走らなければいけないとどこか気負って走ってしまいがちですが、それではいつかバテてしまいます。スタミナ切れになるとしばらくは回復しませんので、そうならないように体調を上手くコントロールすることが大事です。
ロードバイクによる走行は、ペダルの回し方に始まり休憩の入れ方までいろいろなことを考えなければいけないですが、まずは基本的なことから意識して体に徐々に覚えさせるというのが良い方法です。