サイクルで人生リサイクル

猫好きハタノさんの人生徒然ブログ

サイクリングで気をつけたいのは坂の乗り方

f:id:cycle-cycle:20171122185358j:plain

サイクリングで長い距離をできるだけバテることなく乗るためには、坂をどう乗るかがポイントです。

 

サイクリングコースの中にまったく坂がなければ坂の乗り方は関係ありませんが、よっぽど平坦な道でない限りそれはありえないです。どこかしらにほぼ必ず坂はありますので、その坂をどう乗るかで疲れ方が違ってきます。

 

もしも短いけれども角度がきつい急坂にさしかかったら、無理をしないことが一番大切です。急坂は「スピードを出して早く終えてしまったほうが楽」と思ってしまいがちですが、そうではありません。体力に自信があってある程度消耗しても平気というアスリートなら別ですが、そうでないならできるだけペースを変えることなく同じペースでペダルを回し続けることが大事です。

 

平坦と同じペースでペダルを回し続けても坂に角度がある以上きつく感じますが、だからといってスピードを出すともっときつくなってしまいます。ですので、急いで坂道を超えようとするのではなく、ゆっくり超えようとするのが好ましいです。

 

また、坂道で使いこなしていきたいのがギアです。ギアチェンジすることで、坂道は楽に走れるようになります。

 

ギアは軽くすればするほど進まなくなるので手ごたえがないと感じるかもしれませんが、その分進むこと自体は楽になります。楽に回せるなら体にかかる負担は小さくなりますので、坂道を走ることの負担を最小限にまでおさえられます。

 

自転車レースのようにスピードを競わなければいけないというなら遅いとダメなのかもしれませんが、娯楽であるサイクリングなら一番の目的はコースを無事に完走することです。完走するためには体に負担をかけないことがポイントで、ギアチェンジを上手に使いこなせるかどうかが体力の消耗を大きく左右します。

 

f:id:cycle-cycle:20171122185540j:plain

 

ただ、ダラダラと長い坂が続く場合は、ややスピードを出して乗っても大丈夫です。あくまできつく感じない程度ですが、ギアを少し上げて場合によってはダンシングで走っていくのも、リズムに乗れる分坂をスムーズに通過しやすくなります。

 

このあたりの匙加減は実際に坂に乗ってみないとわからないことですし、ギアチェンジのテクニックや体力消耗具合は感覚的な部分で判断していくことになります。

 

これは経験を積んで実体験していくしかないかもしれませんが、わかってくれば上手なペース配分ができるようになってきます。

 

長い距離でも坂を含めたペース配分さえ間違えなければ、走破時間はともかく完走はできるようになります。ですので、サイクリングするなら坂をどう乗るかが非常に大切です。